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With
コンセプト
明るい光ときれいな空気に包まれた一年中快適に過ごすことができる家。
冬は南側からの日射取得を効率的に行うことで暖房費の負担を緩和し、夏は南側の日射遮蔽をすることで涼しく過ごすことができます。断熱性能・気密性能を高めたうえでエアコンを効率的に稼働させる。これが経済的に冬暖かく、夏涼しく暮らすための第一歩です。
そして室内の快適な温度を保ちながら換気する「全熱交換型24時間換気システム」を採用することで、常に新鮮で快適な温度の空気に包まれた住まいが完成します。
特徴
プランニング | 構造 |
自由設計 | ツーバイフォー工法(2×4工法) |
性能基準 | 換気システム |
HEAT20 G1基準 |
第1種換気 (ダクトレス全熱交換型24時間換気) |
ツーバイフォー工法(2×4工法)
ツーバイフォー工法(2×4工法)とは、木口の厚さが2インチ、幅が4インチの2×4材と呼ばれる規格の木材と合板を用いて作られる枠組み壁工法のことです。建物を柱や梁で支える木造軸組工法(在来工法)と異なり、建物を壁・床・天井の6面体で構成します。この独自の面構造が、優れた居住性と高い合理性、経済性をもたらします。
いつまでも快適で、住み心地の良い家であるための、確かな構造です。
耐震性・耐風性・耐久性
木造軸組み工法は、地震や強風などの建物を揺らす力に対して「筋交い(すじかい)」と呼ばれる部材を斜めに入れて補強します。それに対し、ツーバイフォー工法は地震や強風などの外力を「面」で受けとめ、荷重を一点に集中させることなく分散させるため、一般的に頑丈で、耐震・耐火・気密・断熱等の性能も高いのが特徴です。
■木造軸組み工法 | ■ツーバイフォー工法 |
耐火性
火の通り道となる床や壁において、枠組み材などが空気の流れを遮断し、上階への燃え広がりを防止します。ツーバイフォー工法の内部構造は、床根太や枠組材などが一定間隔で組まれており、防火区域がいくつもつくられているのと同じ状態です。この一つ一つの区画によって火の進行が遅くなります。火災時に防火被覆(石こうボード)が万一突破されても、このように2重3重の防火機能をもつ「ファイヤーストップ構造」によって火のまわりが遅くなり、逃げる時間が確保されるため死者を出しにくく、初期消火の可能性も高まります。
■ファイヤーストップ構造
ZEHを超えるHEAT20 G1基準の断熱性能
断熱性能が高い住宅では、熱が逃げて行きにくく、暖かさや涼しさを維持することができるため快適な居住空間となります。また、再度暖めたり冷やし直すことも減るためエネルギー効率も良くなります。
そんな断熱の性能を示す数値にUa 値というものがあり、国はこのUa 値を断熱等級やZEH 基準を定める際の指標の一つとしています。
Ua値[W/(㎡・K)]外皮平均熱貫流率
住宅全体からの熱損失量を、天井・壁・床・窓などの外皮合計面積で割った値です。
数値が小さいほど断熱性能が高い住宅です。
Ua値(外皮平均熱貫流率)の地域別基準値【長崎の基準:7地域】
基準 | 地域区分 | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
HEAT20 G3 | 0.20 | 0.20 | 0.20 | 0.23 | 0.23 | 0.26 | 0.26 | – |
HEAT20 G2 | 0.28 | 0.28 | 0.28 | 0.34 | 0.34 | 0.46 | 0.46 | – |
ZEH+ | 0.30 | 0.30 | 0.40 | 0.40 | 0.40 | 0.50 | 0.50 | – |
HEAT20 G1 | 0.34 | 0.34 | 0.38 | 0.46 | 0.48 | 0.56 | 0.56 | – |
ZEH | 0.40 | 0.40 | 0.50 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | – |
次世代省エネ (断熱等級4) |
0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 | – |
新省エネ (断熱等級3) |
0.54 | 0.54 | 1.04 | 1.25 | 1.54 | 1.54 | 1.54 | – |
「With(ウィズ)」Ua値:0.52
ケンコーホームの「With(ウィズ)」ではUa値0.52を標準仕様としており、ZEH基準はもちろん、HEAT20 G1基準をクリアした断熱性能となっています。
※HEAT20とは「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の呼称であり、深刻の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題を解決するため2009年に発足した団体です。住宅の省エネルギー化と居住者の健康維持、快適性能向上のための先進的技術開発等を目的としています。
夏の日射遮蔽・冬の日射取得の重要性
住宅にどれくらいの日射熱が入るかを表す数値に、ηA値(いーたえーち)というものがあります。数値が大きいほど日射熱が住宅内に入ることを表し、省エネ基準の外皮性能を示す指標の一つです。
季節によって日射の強さや太陽の高さは異なるため、以下の2種類に分けて計算されます。
ηAC値 冷房期の平均日射熱取得率
読み方(いーたえーしーち)
夏場(冷房期)の日中に、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した、冷房期の指標値です。ηAC値が小さければ冷房効果が高くなり省エネになります。
ηAH値 暖房期の平均日射熱取得率
読み方(いーたえーえいちち)
冬場(暖房期)の日中に、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した、暖房期の指標値です。ηAH値が大きければ暖房費を抑えることができ省エネになります。
ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)の地域別基準値【長崎の基準:7地域】
地域区分 | ||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
ηAC値 | – | – | – | – | 3.0 | 2.8 | 2.7 | 6.7 |
「With(ウィズ)」ηAC値:1.6
ケンコーホームの「With(ウィズ)」ではηAC値1.6を標準仕様としており、ZEH基準をクリアした性能となっています。
※平均日射熱取得率の基準値は、冷房期(ηAC値)のみ設けられています。
※暖房期(ηAH値)の基準はなく一次エネルギー消費量計算時に使用します。
※1~4地域の基準はありません。8地域は2020年4月より基準値が3.2から6.7に変更になりました。
キレイな空気と快適な温度を保つ換気システム
高気密・高断熱の住まいで快適に暮らすためには計画換気がとても重要です。
「With(ウィズ)」の換気システムにはキムラ製の「AirSave」を採用。高性能DCファンを使い、高い蓄熱性を持つセラミックを用いたダクトレス全熱交換型24時間換気システムです。
換気種別 | 換気方式 | 換気システム |
第1種換気 | 全熱交換型(ダクトレス式) | キムラ製AirSave(エアーセーブ) |